「PV」とは?意味やカウント方法・「UU」「セッション」との違いまで解説!

webサイトのページが開かれた回数を指す言葉で、Pageview(ページビュー)の略称として広く認識されている言語が「PV」です。効果的なサイト運営を行うには、PV(ページビュー)数を向上させていくことが欠かせません。サイト内でのPV(ページビュー)数を増やしていくことで、サイトへのユーザーの興味関心が高まってCV(コンバージョン)にも繋がっていきます。

そこで本記事ではPVの意味やカウント方法について詳しく解説を行い、「UU」「セッション」などの言語との違いについても紹介していきます。

目次[非表示]

  1. 1.PV(ページビュー)数とは?
  2. 2.PVと混同しやすい指標と違い
  3. 3.PV数の目標設定方法
  4. 4.PVを増やす方法
  5. 5.Google Analyticsでの確認の仕方
  6. 6.PV数を分析してサイト改善を進めよう
  7. 7.まとめ


PV(ページビュー)数とは?

PV(ページビュー)数は、指定したサイトのページを開いた回数を指します。サイト運営においてはPV(ページビュー)数に注視しながら、サイトの検証をすることは必須です。常にPV(ページビュー)数を意識することでユーザーの動向なども把握できます。

そして検出されたPV(ページビュー)数を参考にしながら定期的なサイトの改善をすることで、ユーザーを購入などのアクションに導くことができるのです。


PVの意味

Webサイト内の指定したページが開かれた回数をPV(ページビュー)といいます。PV(ページビュー)を参考にすれば特定のサイトがどの程度閲覧されているか把握ができるので、サイト運営においての重要な指標の1つです。

ユーザーがwebサイトを1ページ表示するごとに1PVとカウントされ、サイトの注目度などが分かりやすくなるのが特徴的です。


PVのカウント方法

Googleアナリティクスなどの分析ツールをサイトに導入することで、PV(ページビュー)数を簡単に解析することができます。

指定のページがユーザーに1ページ表示されれば1PVとカウントされ、カウント数が増えるほど、ページが開かれて閲覧されているのです。サイトの健全化を計るのであれば、常にPV(ページビュー)数を注視しながら改善や新たな施策を検討していきましょう。


訪問別PV数とは

1訪問(1セッション)毎のPV数の平均値のことを「訪問別PV数」といいます。訪問別PV数が多いほどユーザーの1回の訪問でページが開かれている回数が多いことになりますが、重要なのは回数だけでなくサイトの目的を達成することです。

したがってコンバージョンに繋げていくために訪問別PVのカウント数だけにこだわるのではなく、ユーザーの検索意図に沿ったwebサイト制作や方法・SEO対策を心がけましょう。


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PVと混同しやすい指標と違い

サイト運営においてPV(ページビュー)と意味が類似している指標も多数存在するので、使用時には混同しないよう注意が必要です。ではPV(ページビュー)と混同しやすい指標とその違いについて解説をしていきます。


ユニークユーザー(UU数)

一定期間内にwebサイトを訪問したユーザーのカウント数を表す指標が「UU数」(ユニークユーザー数)です。期間内に同一ユーザーが同じデバイスでどれだけwebサイトを訪問しても、UUのカウント数は1としかカウントされません。しかし同じユーザーでも異なるデバイスからアクセスすることで、UUのカウント数は増えていきます。結論として、異なるデバイスからページが開かれるに伴い、UUのカウント数も増加していくのです。

さらにPV(ページビュー)数とUU(ユニークユーザー数)を照らし合わせながらユーザーの動向を把握し、サイト改善のための指標にするのも有効な方法といえます。


セッション数

PV(ページビュー)数をセッション(ユーザーがサイトを訪問すること)で割ることで算出される数値を「セッション数」といいます。セッション数を算出すれば、1セッションあたりのユーザーのページ閲覧数の算出が可能です。したがってセッション数が増えるほどに、セッション1回毎のページ閲覧数も増えていきます。

一方でセッション数が1にも満たなければ、ユーザーがサイトを訪れてもすぐに離脱している可能性が高いので、早急にサイト全体の見直しを検討してPV(ページビュー)数を確保しましょう


アクセス数

広い定義でサイトへの流入数を表す指標の総評として利用されている言語が「アクセス数」です。アクセス数はGoogle Anaylticsでもリサーチできる項目がなく、PV(ページビュー)数よりもセッション数などの意味合いに近い言語として認識されています。

幅広い意味合いで利用される言語なので、プロジェクトなどで使用時にはメンバー間での意味合いを確認しておきましょう。


アクティブユーザー(AU数)

UU数と同一の意味を持つ指標として認識されているのが、「AU(アクティブユーザー)数」です。GoogleアナリティクスにおいてもUU数と同じ概念・意味を持つ言語として使用され、同一の計測方法で指標が算出されます。一方でスマートフォンアプリでは「実際に利用しているユーザー」を意味しており、使用デバイスなどによって意味が異なるのが特徴的です。


リーチ数

ユーザーのサイトへの「到達率」を表す指標が「リーチ数」です。リーチ数はweb広告やSNSマーケティングなどで頻発される言語で、インターネット広告やSNS投稿を閲覧したユーザー数を表す指標として広く認識されています。

このリーチ数が増えていれば、多くのユーザーが頻繁にサイトに訪れていることになるので、サイト改善時にはリーチ数に注視しながら取り組むのも重要です。


インプレッション

「Imp数」などに略され、インターネット上で投稿や広告が表示された回数のことを「インプレッション数」といいます。TwitterやFacebookを始めとしたSNSにおいては、ユーザーの画面に投稿が表示された回数をインプレッション数としてカウントします。例えばユーザーが1つのサイトに訪問してそのサイトに5つの広告が表示されていれば、PV(ページビュー)数は1、インプレッション数は5という計算になるのです。

このような観点からも、インプレッション数はサイト内の広告が表示された回数で、リーチ数は投稿や広告をユーザーが閲覧した回数であり、双方の違いを確認するのが重要といえます。そしてインプレッション数が増加していれば、ユーザーがサイトの広告に興味を持っていることが認識できます。したがって広告のコンテンツを充実させることで、ユーザーを現状よりも高い確率で購入まで誘導できるのです。


PV数の目標設定方法

PV(ページビュー)数を確認しながら、定期的にサイトの健全化を計ればCV率も向上しますが、実際にPV(ページビュー)数の目標設定はどのように行えばいいのでしょうか。そこでここからは、具体的なPV(ページビュー)数の目標設定方法について解説をしていきます。


CVの目標を明確にする

PV(ページビュー)数の目標設定をするためには、CVの目標を明確にするのも有効な手段の1つです。具体的にはwebサイト内にどれくらいのユーザーが訪問してくれればCVに繋がるかなどを検討して、算出された指標を目安にしましょう。

そのような明確な目安を算出することで、迅速なPV(ページビュー)数の目標設定が可能になるのです。


CV達成のために必要なPV数を目安にする

CV達成のために必要なPV数を目安にするのもPV(ページビュー)数の目標設定に有効です。例えばCV率が0.2%として、目標CV数が40CVとすれば目標達成のために最低でも20,000PVが必要になります。

このように最終目的であるCV率を基準として計算することで、目標PV(ページビュー)数も明確になるのです。


PVを増やす方法

PV(ページビュー)数を増やすことができれば、サイトへのユーザーの興味・関心を惹きつけ、購入などのアクションに繋がっていきます。ではPV(ページビュー)数を増やす方法について詳しく解説をしていきましょう。


SEO対策をする

webサイトのPV(ページビュー)数を増やしていくためには、検索エンジンからユーザーを流入させるためのSEO対策をすることが重要です。そして検索エンジンからユーザーの流入を増やしていくのであれば、SEO対策は必須といえます。Webサイト上のコンテンツのSEO対策を綿密に行い、サイトが検索上位に表示されることでユーザーが訪問する可能性が高くなっていくのです。

具体的なSEO対策として、コンテンツの見直しや、記事のタイトルや見出し内にキーワードを入れてユーザーの利便性向上を図っていく手法などが挙げられます。


web広告を使う

Web広告を活用するのもPV(ページビュー)数を向上させるための有効な手段の1つです。サイトの宣伝をする広告にはインパクトのある画像やキャッチーな広告文などを引用して、ユーザーの興味・関心を惹きつけましょう。また広告のコンテンツをSEO的な観点から見直すのも有効な手段といえます。

一方で、SEOに注視したインパクトのある広告を作ることに注力しすぎて、広告の内容と実際のサイトに相違点が出ないよう注意するのも重要なポイントです。

広告と実際のサイトの内容が異なってしまえば、ユーザーからの信頼度が下がって逆に怪しいサイトとも思われるので注意しましょう。


SNSを使う

PV(ページビュー)数を向上させていくために、SNSを活用するのも有効的です。SNS活用時には自社サイトの特徴などを十分に把握したうえで、最適なSNS媒体を選択して情報拡散を狙っていきましょう。代表的なSNSの媒体として、TwitterやFacebookなどが挙げられますがTwitterは拡散性に特化し、Facebookは属性が判明しやすいなどの特徴があります。

またTwitterやFacebook以外にも、InstagramやTikTokなどの媒体もあり、それぞれの媒体の特性と自社サイトの相性などを検討しながら活用しましょう。


サイト回遊率を上げる

Webサイトに訪れたユーザーが、サイトをどれくらい閲覧してくれたかを確認する指標が「回遊率」です。この回遊率を上げるのも、PV(ページビュー)数を向上させるための有効な手段の1つといえます。例えば回遊率を上げるためにSEO的な観点でコンテンツの見直しを行ったり、トップページの作り直しや、関連コンテンツ同士をリンクで結んだりするなどの処置を行いましょう。

このようにSEO対策をはじめとしてサイトを健全化することで、ユーザーの訪問数が増えて回遊率も向上して結果的にPV(ページビュー)数の向上に繋がっていくのです。


Google Analyticsでの確認の仕方

Google Anaylticsを導入すれば自社サイト内のPV(ページビュー)数を簡単に計測できますが、実際の操作方法などについて詳しい方は少ないのではないでしょうか。そこでここからは、Google Anaylticsを活用したPV(ページビュー)数の確認の仕方について解説をしていきます。


ユーザー欄の概要をクリック

Google Anaylticsを導入してPV(ページビュー)数を確認する際には、最初に画面左側に設置されている「ユーザー」欄の「概要」をクリックします。

概要をクリックすればサイト内に回遊している、ユーザーのさまざまな情報・数値が閲覧できます。この時点で検出される数値を目安にしながら、webサイトの健全化を計っていくことでPV(ページビュー)数の向上に繋がって、サイトの売上も向上していくのです。


PVやUUが確認できる

サイトへのGoogle Anaylticsの導入により、PV(ページビュー)数以外にもUU(ユニークユーザー数)も確認できます。ユーザーがWebサイトの指定のページを開いた回数であるPV(ページビュー)数を確認することで、ユーザーのページに対する注目度の確認が可能です。さらにUU(ユニークユーザー数)の確認ができることで、サイトへのユーザーの訪問数が明確になり、サイトでのユーザーの動向などが把握できるのです。

そしてこれらの指標を参考にしながら、webサイト内のコンテンツの見直しやSEO対策、キャッチコピーなどを見直すことでサイトの売り上げ向上にも繋がっていきます。


PV数を分析してサイト改善を進めよう

自社サイトでの販促効果を高めるためには、常にサイトに訪れるユーザーの動向に注視してユーザーのニーズに応えることができるサイト運営を行わなければ意味がありません。

そのようなサイト運営に取り組むのであれば、サイト内の細かな現状を把握しながら定期的なサイトの改善に取り組む必要があります。そして効果的なサイト改善をおこなうためにも、PV数を分析しながら確かな指標を計測してユーザーの動向を把握してください。


まとめ

今回の記事では、マーケティング効果を高めるためのPV(ページビュー)数や計測の仕方、活用方法などについて詳しく解説をしてきましたが、BOXIL SaaSでは掲載するだけで手間をかけずにオンライン上での有効リードを獲得することができます。


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