広告の種類や最適な配信媒体は?特徴やマーケティングで効果のある施策を解説!
広告にはどのような媒体や種類があるのかを把握できていますでしょうか。
マーケティング活動を行う上で、自社の目的に合わせた広告を活用できないと、自社商品・サービスの拡大に繋がらないでしょう。
この記事では広告の媒体だけでなく、それぞれの種類も紹介します。また、広告の種類ごとに特徴やマーケティング施策も解説していきます。
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広告の種類は4媒体で分けられる
広告には下記4つの媒体があります。
- Web・インターネット広告
- ヒューマン広告
- マスメディア広告
- セールスプロモーション広告(SP)
①Web・インターネット広告
検索エンジン・SNS・Webサイトなどのインターネット上に掲載される広告です。インターネットが普及してきたことで、Web・インターネット広告の需要は高まっています。
ユーザーのネット上の動向に応じた広告を表示します。また、クリック数や購入数などを数値化した効果測定機能により、マーケティング効果を最大化するための改善を図れるのです。
②ヒューマン広告
ブロガー・youtuber・ライブ配信者といったインフルエンサーに自社商品・サービスを紹介して貰うことです。インフルエンサーとは、影響力を持った個人のことで、SNSやyoutubeなどの媒体で宣伝をしてもらいます。
インフルエンサーの視聴者が見込み顧客になり、自社商品・サービスに適しているかどうかのマーケティング施策が重要です。リスクとして、炎上すると自社ブランドが低下する可能性があります。
③マスメディア広告
テレビや新聞などの大手メディアを活用し、数多くのユーザーへ情報を届けられる広告です。マスメディア広告は、インターネットが普及する前から長年活用されていました。
年代問わず不特定多数のユーザーへ情報を発信できる反面、ターゲットを細部まで絞りこめないデメリットがあります。
④セールスプロモーション広告(SP)
チラシや看板などを活用したオフラインを中心に行われる広告です。マスメディア広告と同様にインターネット普及前から活用されてる広告施策になります。
コストを抑えられるだけでなく、ターゲットを絞り込んだアプローチを図れるのです。特定のユーザーしか情報を届けられないため、アプローチ先を選定するマーケティング施策が重要になります。
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Web・インターネット広告の種類・特徴
Web・インターネット広告の種類と特徴を解説します。
①リスティング広告(検索連動型広告)
リスティング広告は、検索連動型広告とも言われ、検索結果画面に広告を表示する特徴があります。
ユーザーが検索したキーワードに合わせて広告を表示し、ニーズの高い見込み顧客へアプローチできる効果があります。最低広告出稿額が定められていないことから、低コストで始められるでしょう。
②ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、バナー広告とも言われ、サイトやアプリ上に広告を表示する特徴があります。
テキストだけでなく画像や動画を組み合わせられるため、ユーザーの目に留まりやすい効果があります。ユーザーの年代や興味など細部までターゲットを設定しておくことで、適切な広告を表示します。
③純広告
純広告は、特定の媒体に限定して広告を表示する特徴があります。
例えば、飲食店であれば、飲食に特化した情報メディアに広告を出稿します。ターゲットのニーズに合わせた媒体を選定することで、高い効果を発揮するのです。ただし、媒体ごとに広告掲載費用は異なるので、費用が高額になる可能性があります。
④SNS広告
SNS広告は、SNS上で広告を配信する特徴があります。
Facebook・Twitter・Instagramの3つの主要媒体で活用されることが多いです。1つずつ解説していきます。
Facebook広告
Facebook広告は、フィードやストーリーズに広告を表示する特徴があります。
利用ユーザーは30代の利用者が最も多く、本名・年齢・出身地など実情報での登録が必要になるので、ターゲットを明確にして広告を届ける効果があります。既存顧客と行動が類似するユーザーへターゲティングする「類似オーディエンス機能」が備わっていることから、新規顧客を取り込みやすいです。
Twitter広告
Twitter広告は、タイムラインやトレンドなどに広告を表示する特徴があります。
利用ユーザーは20代が最も多いですが、実情報でなくともユーザー登録ができるので、適切なマーケティング施策が重要になります。
広告をリツイートする2次拡散は追加費用が発生しないことから、バズらせると多くの人に情報を届けられます。
Instagram広告
Instagram広告は、ストーリーズ・リール・投稿画面に広告を表示する特徴があります。
利用ユーザーはTwitterと同じく20代が最も多く、画像や動画のデザインを意識した広告コンテンツに興味を持ちやすいです。購入までのアクションに繋げられるECサイト機能が備わっています。
⑤動画広告
動画広告は、映像と音声を活用して広告を表示する特徴があります。
テキストのみの広告と比較して、ユーザーに短時間で多くの情報を届けられるのです。2種類の動画広告があり、youtubeなど動画再生前に表示するインストリーム広告とSNSやサイト上で表示するアウトストリーム広告があります。
⑥デジタル音声・オーディオ広告
デジタル音声・オーディオ広告は、音楽のストリーミング配信やインターネットラジオといった音声媒体で広告を配信する特徴があります。
電車の移動中や作業中にスマートフォンからSpotifyなどを活用する機会が増えたことで、デジタル音声・オーディオ広告の需要は高くなっています。
⑦アドネットワーク広告
アドネットワーク広告は、複数の広告媒体を集めて広告配信ネットワークを構築したアドネットワークに広告を出稿します。
代表的なアドネットワークであるGDNやYDNは、年代や属性に問わず、インターネットを利用するユーザーの90%以上にリーチが可能です。GDNはGoogleが提供しており、YDNはYahoo!が提供しています。アドネットワーク広告の活用により、1つ1つの媒体ごとに広告を出稿する手間がなくなるのです。
⑧リターゲティング広告
リターゲティング広告は、広告に一度入ってから離脱したユーザーに広告を表示する特徴があります。
一度広告に入ったユーザーは関心があり、無関心なユーザーに表示するよりも獲得できる可能性が高いと見込めます。
⑨タイアップ広告
タイアップ広告は、企業やインフルエンサーなどと手を組んで広告を表示する特徴があります。
タイアップ先のイメージや影響力を活用できるため、多くの集客効果が見込めるでしょう。ただし、表示する広告のターゲットに適したタイアップ先を選定する必要があります。
ヒューマン広告の種類
続いて、ヒューマン広告の種類を解説します。
①アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、成果報酬型広告とも言われ、ブロガーなどのメディアに広告を設置します。
広告商品を実際にユーザーに購入して貰うなどの成果が出たときに報酬を支払います。成果が出ないと費用が発生しないため、費用対効果が高いと見込めるでしょう。
②インフルエンサー広告
インフルエンサー広告は、youtuberや芸能人など影響力をもった人に自社商品・サービスを紹介してもらいます。
フォロワー数の多いインフルエンサーに依頼するほど、多くの集客が見込めます。ただ単に依頼するだけでなく、紹介方法などをインフルエンサーと協力して考えながら宣伝するのが効果的です。
③ライブ配信広告
ライブ配信広告は、リアルタイム生放送で動画配信を提供する人に自社商品・サービスを紹介してもらいます。
視聴者とコミュニケーションを図れることから、生の声が聞ける特徴があります。購入前に視聴者の疑問や要望をライブ配信中に解決が可能です。
マスメディア広告の種類
マスメディア広告の種類を解説します。
①テレビ広告(CM)
テレビ広告は昔と比べるとリーチ数が減りましたが、未だマスメディアの中で影響力が最も大きいです。
若年層から高年層までの幅広い年代に情報を届けられ、同じ広告を複数回流すことで認知してもらえます。しかし、高額な費用が必要になるだけでなく、効果測定がしにくいのがデメリットです。
②新聞広告
新聞広告を出稿するには厳正な審査を通る必要があるので、信憑性が高いと言えます。若年層のユーザーは減少傾向にあり、高齢者向けのターゲットであれば効果的です。
③雑誌広告
ファッションやビジネスといった雑誌に出稿する広告となります。雑誌のターゲット層に合わせた広告を出稿すれば、獲得率の向上に期待できます。
④ラジオ広告
ラジオ生配信の途中に挟む音声広告になります。
朝に通勤をする社会人や家事をする主婦の方などにターゲットを選定できます。テレビCMと同じくスキップができないため、伝えたい情報を細部まで届けられます。
セールスプロモーション広告(SP)の種類
セールスプロモーション広告(SP)の種類を解説します。
①チラシ広告
チラシ広告にはポスティングと新聞折込の2つの施策があります。
ポスティングは家のポストにチラシを投函する施策のことで、新聞折込は新聞の間にチラシを挟みます。紙を印刷してユーザーへ直接届けるだけなので、他の広告施策と比較すると、コストを抑えられます。
②交通広告
交通広告は、電車やバス・タクシーなどの交通機関に出稿する広告です。
通勤や通学を行うユーザーを対象に同じ情報を届けられます。しかし、ターゲットを絞り込めないだけでなく、広告出稿後の効果測定ができません。
③屋外広告・OOH広告
屋外広告・OOH広告は、屋外の看板やデジタルサイネージに出稿する広告です。OOHは、Out of Homeの略称で屋外を意味します。
特定の場所に広告を長期間設置しておくと、毎回同じ広告を見かけるユーザーへ認知させられるでしょう。ユーザーに認知して貰う必要があるため、短期間での出稿はおすすめできません。地域密着型のビジネスを行う際に効果が発揮されます。
④DM広告・同封・同梱広告
DM広告は、郵便やメール便などで直接ユーザーへ届ける広告です。同封・同梱広告は、購入してもらった商品と同時にチラシなどを同梱する広告施策になります。
DM広告と同封・同梱広告は代理店を挟まずに直接アプローチできる良さがありますが、目を通さずに廃棄されることが多いです。
⑤イベントプロモーション
イベントプロモーションは、自社商品・サービスに関連するイベントを開催して、認知度を向上させるマーケティング施策です。
イベントに参加するユーザーへ直接使い勝手を確認してもらえます。しかし、イベント会場のレンタルや設営に高いコストが発生するでしょう。
IoT時代の広告の種類
最後に、IoT時代の広告の種類を解説します。
IoTはInternet of Thingsの略称で、あらゆるモノがインターネットで繋がる仕組みのことです。
①デジタルサイネージ広告
デジタルサイネージ広告は、ディスプレイなどの電子機器を介して表示する広告施策です。
デジタルサイネージを設置している現場に伺う必要なく、遠隔から操作して広告を切り替えられます。駅内や店舗やタクシーなど場所問わず設置が可能です。
②ジオターゲティング広告
ジオターゲティング広告は、スマートフォンに搭載されたGPSの位置情報を利用した広告施策です。
地域店舗専用のクーポン配信などユーザーの位置情報に基づいた情報提供が可能です。過去の行動履歴を分析して、ニーズを把握するマーケティング施策が必須です。
広告を用いて効果的なマーケティング施策を構築しサービスの拡大につなげよう!
広告は、Web広告・ヒューマン広告・マスメディア広告・セールスプロモーション広告の4媒体があります。
Web広告とヒューマン広告は近年普及してきた広告になりますが、マスメディア広告とセールスプロモーション広告は昔から活用されています。自社の目的に合わせた媒体を活用すれば、広告効果の最大化に繋げられるのです。
広告効果を発揮するためのマーケティング施策を構築し、自社商品・サービスを拡大していきましょう。
まとめ
今回の記事では、広告の種類をご紹介させて頂きましたが、BOXILではマーケターに工数をかけずにリード獲得が可能です。
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