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オウンドメディアは効果的な集客施策?作り方からメリットや成功事例まで紹介!

最近ではWebサイトなどを通じてユーザーに商品やサービスを宣伝していくのはもはや古い広告と認識されるようになりました。またWeb広告やホームページは不要な情報も掲載されており、”目障りな広告”と感じてしまう事例も多いのが現状です。

そこで注目され始めた集客方法が”オウンドメディア”です。現在オウンドメディアはWeb集客やホームページに変わる新たな集客方法としてメリットが多く、話題を集めています。本記事ではオウンドメディアについて詳しく解説を行い、作り方やメリット、成功事例なども紹介していきましょう。



目次[非表示]

  1. 1.オウンドメディアとは
  2. 2.オウンドメディアとホームページの3つの違い
  3. 3.オウンドメディアでの集客はなぜ注目を集めているのか?
  4. 4.オウンドメディアを活用して集客するメリット3つ
  5. 5.オウンドメディアでの集客方法3つ
  6. 6.オウンドメディアの作り方
  7. 7.オウンドメディアで効率的に集客する3つのポイント
  8. 8.オウンドメディアでの集客の3つの成功事例
  9. 9.オウンドメディアでの集客で顧客を獲得しよう!
  10. 10.BtoBの集客ならBOXIL


オウンドメディアとは

自社のブランディング強化やユーザーとの接点を増やし集客を増やしていくために”自社で作成・管理”していくメディアのことをオウンドメディアといいます。Webマーケティングでは自社の運営サイトやブログなどがオウンドメディアとして取り扱われています。また、企業のカタログやパンフレットなどの広告物もオウンドメディアの1つとして認識されたり、集客にも成功している事例です。


オウンドメディアの目的とは?

オウンドメディアの目的として最初に挙げられるのが、企業の存在や商品、サービスなどの”認知拡大化”です。事例として介護用品を販売している会社であれば、”介護用品の選び方・種類”など介護用品についての詳しいコンテンツを作成していきます。そして介護用品について知りたいユーザーがコンテンツを検索することで、企業や商品を知ってもらうきっかけ作りに結びつくのがメリットです。

次に見込み客であるリードを獲得し、集客していきます。資料請求・メルマガ登録・問い合わせ件数などを増やし、購入の可能性を高めて集客していくこともオウンドメディアの重要な目的です。上記の手法でユーザーの氏名、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を入手することで効果的な営業活動や集客が成功していきます。

そしてブランディングもオウンドメディアの重要な目的の1つです。一般的にブランディングとはユーザーに対して企業の商品やサービスを深く認識してもらって集客につなげていきますが、他社との差別化を計れることもメリットといえます。したがってブランディングの際には自社商品・サービスの特化した部分を強調して集客していきましょう。


Webマーケティング業界のトリプルメディアとは?

企業とユーザーをマーケティングというステージで結び付けて集客していく3つのメディアのことをトリプルメディアといいます。オウンドメディアもトリプルメディアの1つで、3つのそれぞれのメディアが相互作用することで円滑なマーケティング活動や集客が成功していくのです。


トリプルメディア相互の関係

トリプルメディアには費用をかけて広告を出稿する”ペイドメディア”、広告用コンテンツを自社でコントロールできる”オウンドメディア”、SNSや口コミなどの第三者からのメディアである”アーンドメディア”に分類されます。

上記の3つのメディアは作り方、作成者や発信者、ユーザーに伝えていく手法なども大きく異なっています。したがってお互いが相互作用していくことで、ユーザーへの効果的なアプローチや集客も成功していくのです。


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SaaS企業のマーケティング担当者のリード獲得に関する課題は、

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「BOXIL SaaS」では、SEO高順位を獲得している記事を導線に、比較・検討層を中心したリードを安定的に獲得することができます。カテゴリも約250ほどご用意があり、貴社サービスにマッチするカテゴリや、実際の費用感・活用事例など、ぜひこちらからご確認ください。




オウンドメディアとホームページの3つの違い

オウンドメディアもホームページも集客目的で作成する自社管理のメディアであり、お互いの違いや作り方については明確な基準などもありません。では2つの集客方法の違いにはどのような事例が挙げられるのでしょうか。


目的は見込み顧客の獲得かどうか

ホームページの主な目的は、現存の見込み客へ自社商品を売り込むための”営業活動”です。一方のオウンドメディアの目的はホームページのような直接的な営業ではなく、見込み客を獲得するための”マーケティング活動”や集客が主な目的といえます。目的という観点から考えると、オウンドメディアとホームページの違いは明らかです。


発信内容が固定化されているかどうか

ホームページなどのコーポレートサイトは会社概要や事業内容などのある程度固定化された情報をユーザーに発信していきます。一方のオウンドメディアの作り方はホームページとは異なり有益な情報は蓄積しつつ、ユーザーのニーズに合わせながらコンテンツも変更します。したがって、作り方やコンテンツの変更の有無という点でホームページとは異なるのです。


対象ユーザーは潜在顧客かどうか

ホームページは常に自社や商品・サービスに関して深い認識を持っている”既存の見込み客”に発信していくコンテンツです。一方のオウンドメディアは自社のことを全く知らない潜在顧客へのアプローチや集客を目的としたコンテンツといえます。

ホームページは既存の見込み客へのアプローチであり、一方のオウンドメディアは今から見込み客を獲得して集客していく段階なので、両者の対象ユーザーは大きく異なっているのです。


オウンドメディアでの集客はなぜ注目を集めているのか?

現在オウンドメディアは効率的な集客方法として多くの企業で採用・実践され、大きな成果を上げています。ここからはオウンドメディアでの集客が注目を集めている理由や成功事例について解説をしていきましょう。


SNSが普及しているから

スマートフォンの急速な普及に伴いTwitterやインスタグラム、FacebookなどのSNS利用者も急増しました。そしてSNSの情報発信能力はマーケティング活動にも大いに活用されるようになったのです。

SNSでは企業の商品やサービスを実際に利用したユーザーが情報発信者になり、リアルで有益なコンテンツが反映されていきます。ユーザーのリアルで有益なコンテンツは多大な宣伝効果を生み出し、認知拡大や絶大な集客効果も発揮していくのがメリットです。最近ではSNSと連動してオウンドメディアの更新をしていく企業も増加傾向にあり、多くの有益な情報を発信し集客に成功しています。


Web広告の効果が低下しているから

スマートフォンやiPhoneの爆発的な普及により、インターネット上でのショッピング件数も急速に加速しました。以前はショッピング件数の増加に伴いWeb広告も絶大な効果を発揮したのですが、現在は無駄な宣伝が多すぎるなどの意見が多く見受けられるようになったのです。

その結果として現在ではWeb広告での集客効果は減少傾向にあり、一方でユーザーからのアクセスを誘導するオウンドメディアが注目されるようになりました。



オウンドメディアを活用して集客するメリット3つ

企業でオウンドメディアを活用すれば効率的に集客ができ、高い販売効果を得ることができます。ここからはオウンドメディアを活用して集客するメリットを3つほど紹介していきましょう。


自社の認知度やブランド力が向上する

通常のWeb広告などでも自社ブランドや認知度を高めるため広告を掲載でき集客できます。しかし掲載期限などが限定されている場合が多いので存分なブランディングや集客をおこなうことはできません。

一方、無制限のオウンドメディアで有益なコンテンツを製作・発信していけば、情報を求めているユーザーへ自社を深く知ってもらうと同時に認知度やブランド力や集客力も向上していく点がメリットです。


広告費用の削減が可能

広告運用ではどんな手法や作り方でも費用がかかってしまいます。例えば広告を利用する場合は広告運用時に閲覧者からの購入や集客なども見込めますが、一度運用を止めてしまうと閲覧者の購入も止まってしまうのです。

一方のオウンドメディアでは高品質のコンテンツを作成して検索順位を上げることができれば、広告費用をかけずに能動的な検索ユーザーを確保できて集客に繋がるのもメリットといえます。


自社の採用強化につながる

就職活動をおこなっている人が求人サイト内の特定の企業に関心を持った場合、求職者は興味を持った企業をさらに深く知るために求人サイト内のオウンドメディアに必ずアクセスします。求職者は自分が興味を持った企業の情報を少しでも把握したいので、上記のような行動をとっていくのです。

そしてこの段階でオウンドメディアに充実した内容のコンテンツを掲載しておけば「素晴らしい企業だ」という感心を得ることができ、自社の採用強化に繋がるのもメリットといえます。


オウンドメディアでの集客方法3つ

オウンドメディアはWeb広告に変わる効率的な集客ツールですが、効果を最大限まで高めるにはどのような手法や作り方があるのでしょうか。ではオウンドメディアで集客する3つの方法や事例を紹介していきます。


SEO

最も効果の高い集客方法は、検索エンジンからの能動的なユーザーの確保です。検索エンジンから自然的にユーザーを確保できれば手間も経費もかけることなくリードの確保や集客もできます。

しかし、検索エンジンから能動的なユーザーを確保するにはSEO対策を駆使して作り方を工夫し、オウンドメディアのコンテンツを上位検索させなくてはなりません。したがってSEOはオウンドメディアにおいて重要な集客方法の1つなのです。


SNS

最近多くの企業が自社の宣伝などに活用している手法が、SNSからの流入です。SNSにはTwitter、インスタグラム、Facebookなどの発信力の高いサービスがあり、それぞれ独特の個性を持ち合わせています。

オウンドメディアにSNSを活用する際はSNSのそれぞれの個性を活かした作り方を活用することが重要です。また、普段からフォロワーを増やしておけばオウンドメディアでも集客において優れた効果を発揮します。


動画プラットフォーム

YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームを活用し、オウンドメディアに落とし込むのも有効な手段です。最近は単純な動画であれば素人でも作り方は簡単ですので、多くの企業がYouTubeやTikTokを活用して商品・サービスなどの宣伝もおこなっています。

そして効果の高い動画を作成してユーザーが閲覧することで、自社オウンドメディアへの誘導も効率的に実現されて集客に繋がっていくのもメリットです。



オウンドメディアの作り方

高品質で効果の高いオウンドメディアを作ることができれば、商品・サービスの効果的な販売促進に繋がっていきます。しかしオウンドメディアとはどのように作成すればいいのでしょうか。


運営目的やKPIの設定

最終的な目標次第でオウンドメディアの方向性なども大きく変化しますので、運営目的を設定していくことはオウンドメディアの作成においてとても重要です。例えば自社ブランディングのために実施していくのか、または潜在顧客を獲得して集客を促すためにおこなうのかなど目標を明確にして作成しましょう。

次に目標達成のためのKPI(重要業績評価指数)を設定します。目標達成の度合いを評価する指数がKPIであり、具体的なKPI値を目標とすることにより達成のための行動も具体化されていくのです。


ペルソナ・キーワード・コンテンツ内容の設定

実際に商品やサービスを利用すると推測されるターゲットのことを”ペルソナ”といいます。オウンドメディアで検索ニーズの高いコンテンツを作成するには的確なペルソナの設定は必須です。またペルソナを的確に設定しなければメッセージ性の弱い内容のないコンテンツになり効率的な集客はできません。

正確にペルソナの設定が完了したらその後にペルソナの悩みやニーズに近いキーワードを選定し、コンテンツ内に盛り込みます。キーワード選定時にはユーザーの検索意図を十分検討して選定を行いましょう。

キーワード選定が完了したら、最後にコンテンツの内容を設定していきます。選定したキーワードで実際に検索をおこない、検索上位に表示されているコンテンツを参考にすればユーザーニーズを的確に把握することも可能です。結果としてニーズを的確に把握しユーザーにとって有益なコンテンツを作成してオウンドメディアに落とし込んでいくことが集客で重要といえます。


サイト構築やコンテンツ制作

オウンドメディアとして有益な情報を発信していくには、Webサイトの構築は必須です。サイト構築はCMSや専用のサイト制作サービスを活用して作成ができます。サイトの構築では記事の更新などは簡単にできますが、サイトのデザインの変更にはHTMLやCSSの知識が必要です。

そしてオウンドメディアには検索からの流入がほとんどですので、Googleからの高評価を得るためのSEO対策を徹底しながらのコンテンツ制作も重要といえます。事例としてコンテンツに関連性の高いキーワードを記事に盛り込んだり、関連コンテンツをリンクさせるサイト構造によるSEO対策なども集客で効率的です。


オウンドメディアで効率的に集客する3つのポイント

オウンドメディアは集客効果の高いメディアであり、うまく活用できれば集客で大きな成果を生み出すことができます。ではオウンドメディアで効率的に集客する3つのポイントや事例を紹介していきましょう。


方針を統一し軸がぶれないようにする

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オウンドメディアで効率的な集客を実現するために方針を統一し、軸がぶれないようにするのも重要なポイントです。方針が統一されなければコンテンツの内容にも”ぶれ”が生じてしまい、ユーザーに伝わりにくいコンテンツになってしまいます。したがってオウンドメディア制作時には”誰に何を伝えていくか”を明確にして作成することが重要です。


ユーザーにとって有益な情報を提供する

オウンドメディアで効率的に集客するために、ユーザーにとって有益な情報を提供するのも重要です。オウンドメディアのコンテンツ作成時に、企業が伝えたいことを一方的に伝えるようなコンテンツを制作しては意味がありません。

ユーザーの悩みに寄り添いながらも解決へと導くコンテンツこそがユーザーにとっては有益な情報です。したがってオウンドメディア制作時には、上記の点に注意してユーザー視点で考えながらコンテンツ制作をすることが重要といえます。


分析ツールを用いてサイト分析や改善を行う

ユーザーにとって有益なコンテンツを制作し、提供していくことはオウンドメディア運営では重要です。そして完成した有益なコンテンツを常に更新しながらサイト分析や改善をおこなうこともオウンドメディア運営には必須といえます。

効率的なサイト分析や改善をおこなうには、分析ツールを活用してPV数やセッション数、直帰率などを計測しながらサイトの改善を実施していきましょう。上記のような前向きなサイトの改善が展開されることで、効果の高いオウンドメディアの制作も促進されて集客に繋がっていくのです。



オウンドメディアでの集客の3つの成功事例

オウンドメディアはWeb広告などに変わる効果的な集客方法です。ここからは実際にオウンドメディアを活用して集客に成功した事例を3つほど紹介していきましょう。


ニチイの介護サイト

医療・介護・教育を理念として全面的に高齢者サポート事業を展開している株式会社ニチイ学館のオウンドメディアが”ニチイの介護サイト”です。オウンドメディアのサイト内には写真や動画を活用した情報が多数掲載されており、介護を必要としているユーザーニーズに適した情報が多数掲載されています。


サイボウズ式

インタビュー・コラム形式で会社・組織における生き方・ライフスタイルや、その他幅広いテーマを配信しているオウンドメディアが”サイボウズ式”です。サイボウズ式は売り上げに注力したメディアではなく人々の共感を目的とし、企業とユーザーの友好的な関係が構築できるオウンドメディアといえます。


LIG

自社オウンドメディアを制作・運用することで競合他社との差別化に成功しているのが”株式会社LIG”です。LIGは現在競争が激しいweb制作業界の中でも有効的にオウンドメディアを活用し、自社ファンを増やして他社との差別化に成功しています。

LIGのコンテンツにはweb制作に関しての深い技術的なものや、社員の働き方など幅広いコンテンツを掲載し、閲覧ユーザーが飽きないような構成も特徴的です。


オウンドメディアでの集客で顧客を獲得しよう!

企業の売り上げを上げていく上で集客は欠かすことができないもので、いかに効率よく集客して顧客を集めていくかも重要なポイントです。本記事で詳しく解説した集客方法であるオウンドメディアを存分に活用し、最大限まで活用して多くの友好顧客を獲得してください。



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今回の記事では、オウンドメディアでの集客方法をご紹介させて頂きましたが、BOXILではオウンドメディア集客に加えて、掲載するだけで質の高いリード獲得が可能です。

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