オフライン展示会とは?バーチャル展示会との違いや費用・出展方法まで解説!
今や当然となったオンライン展示会。
ネット上で集客ができ、コストもそこまで必要ないことからオンライン展示会を積極的に導入する企業が増えています。しかし、そんな時代だからこそ差別化を図るためにオフライン展示会に注力すべきだという声も多くあります。
そこで今回は、オフライン展示会についてやバーチャル展示会との違い、費用や出展方法などを一挙解説します。
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オフライン展示会とは?
オフライン展示会とは、その名の通りオフラインで開催される展示会のことです。
一般的なオフライン展示会はブースが設置されてあり、各々が好きなブースに移動し展示されている製品を見るスタイルです。オフライン展示会と聞くと馴染みがないかも知れませんが、「リアルイベント」とも言われており、どちらかというと「リアルイベント」の方が聴き馴染みがあるかも知れません。
オフライン展示会では多くの人が熱心に話を聞いてくれたりその場でコミュニケーションをとったりできることからより深くお客様とやり取りすることができるメリットがあります。
オフライン展示会の目的
オフライン展示会の目的としては、以下が挙げられます。
- 広くサービスや製品の認知を獲得したい
- 関心を寄せる見込み顧客へリーチしたい
- 直接商談がしたい
- 既存顧客との関係知を向上させたい
- 出展企業同士で交流したい
- メディアへの露出を増やしたい
多くの企業がリアルだからこそできることをオフライン展示会で求めています。のちにもご紹介しますが、リアルさはバーチャル展示会では実現できません。
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オフライン展示会とバーチャル展示会との違い
ではここからはオフライン展示会とバーチャル展示会との違いについて解説します。
- 違い1:集客の方法
- 違い2:製品の展示方法
- 違い3:製品の紹介パンフレットの提供方法
- 違い4:会場での商談方法
それぞれオフライン展示会とバーチャル展示会との違いを解説します。
集客の方法
1つめの違いは、集客の方法です。
オフライン展示会とバーチャル展示会では集客の方法が全く違います。それぞれどういった集客の方法があるのかを解説します。
自社Webサイトで開催告知
バーチャル展示会では、自社Webサイトで開催告知ができます。
もちろん、オフライン展示会でも自社Webサイトで開催告知は可能です。
しかし、そのままバーチャル展示会の開催URLを添付し誘導させることができるのですが、オフライン展示会は現地へ直接足を運んでもらう必要があります。
プレスリリースを配信
2つめの違いは、プレスリリースを配信することです。
プレスリリースを配信することはオフライン展示会・バーチャル展示会にかかわらず有効的なマーケティング施策です。
しかし、Webサイトでの開催告知と同じくプレスリリースを配信ではオフライン展示会へ直接足を運んでくれる人を増やすことはなかなかできません。
イベント告知サイトへ情報を掲載
3つめの違いは、イベント告知サイトへ情報を掲載することです。
オフライン展示会でもバーチャル展示会でも他社のプラットフォームを利用することは非常に重要です。
特にイベント告知サイトを活用できれば多くの人がオフライン展示会に訪れてくれます。
開催告知メールを送付
4つめの違いは、開催告知メールを送付することです。
すでに顧客のメールアドレスを保有している場合は、開催告知メールを送付しましょう。
それにより顧客へオフライン展示会やバーチャル展示会が開催されることがアナウンスされます。
SNS広告を出稿
5つめの違いは、SNS広告を出稿することです。
SNS広告は費用こそかかりますが圧倒的集客力を誇るため、非常におすすめなマーケティング施策の1つです。
ただ、利用するSNSによってはターゲット層がずれてしまいうまくオフライン展示会・バーチャル展示会に誘導させることができないため、SNSの属性調査は欠かさないようにしましょう。
Web広告を出稿
6つめの違いは、Web広告を出稿することです。
SNS広告も効果はありますが、やはり展示会に特化するのであればWeb広告の出稿は必要不可欠と言えます。
Web広告を出稿することで多くの人の目にオフライン展示会・バーチャル展示会の情報がとまります。
営業担当から紹介
7つめの違いは、営業担当から紹介されることです。
営業担当を置いている場合は、その営業担当が他社へオフライン展示会・バーチャル展示会を開催することを告知するようにアナウンスしましょう。
直接アナウンスできるため取引先企業は良い反応を示してくれることが多いです。
製品の展示方法
続いての違いは、製品の展示方法です。
オフライン展示会では実際に製品をその場に置き、訪れた人たちに触ってもらうことができます。しかし、バーチャル展示会ではそれができません。
最近ではメタバース空間で展示会が開催できるようになりましたが、手にとって触るのはオフライン展示会でしかできないことです。
製品の紹介パンフレットの提供方法
続いての違いは、製品の紹介パンフレットの提供方法です。
オフライン展示会では紙媒体でカタログや資料を共有することができます。ただ、バーチャル展示会ではオンライン用にフォーマット化する必要があるため、PDFやその他ファイルに形式を変更しなければなりません。
会場での商談方法
続いての違いは、会場での商談方法です。
オフライン展示会では実際にお客様と話をすることができるため、細かいところまで伝えることができます。
しかし、バーチャル展示会の場合は商談資料を用意しオンラインツールを使って商談をする必要があります。
初期費用としてはバーチャル展示会の方が安くなる傾向にありますが、やはり会場で実際に商談をするメリットには勝てません。
オフライン展示会の方法
ではここからはオフライン展示会の出展方法を解説します。
- 出展方法1:開催されるオフライン展示会を知る
- 出展方法2:目標を決める
- 出展方法3:シミュレーションする
- 出展方法4:前後施策を検討する
- 出展方法5:会期当日の戦術策定をする
- 出展方法6:鮮度を意識したフォローをする
それぞれ解説します。
①開催されるオフライン展示会を知る
まず初めの出展方法は、開催されるオフライン展示会を知りましょう。
そもそもオフライン展示会に来てくれるお客様は「製品を購入したい」のではなく「情報収集をしたい」のです。つまり、オフライン展示会でガッツリ製品の売り込みをするのはNG。
お客様が求めている情報をオフライン展示会で提供し、その後購入をしていただくというのが理想の流れです。
②目標を決める
次の出展方法は、目標を決めることです。
「オフライン展示会を開催し、どうしたいのか」を明確にしておきましょう。
お客様とコミュニケーションが取れればOKといった曖昧な目標を決めてしまってはオフライン展示会開催後のPDCAを回すことができません。
③シミュレーションする
次の出展方法は、シミュレーションをすることです。
オフライン展示会の来場者数は日が経過するごとに増加する傾向にあります。それを踏まえて獲得目標を制定し、それを達成できるかどうかをシミュレーションしましょう。
もし、シミュレーションをしても目標達成ができない場合は目標値を下げるか別のマーケティング施策を考える必要があります。
④前後施策を検討する
次の出展方法は、前後施策を検討することです。
オフライン展示会にブースを出展しているのは「お客様に興味関心を示してもらう」ことが目的だという企業は多いです。
もちろんそれでも問題ありませんが、前後施策を建てていない企業が多すぎます。
いわゆるアフターフォローといったマーケティング施策をここで考えておくべきです。
⑤会期当日の戦術策定をする
次の出展方法は、会期当日の戦術策定をすることです。
実際にオフライン展示会に訪れるお客様は「情報収集をしに来ている」ことを肝に銘じましょう。
その上で戦術を考え、のちに購入してもらえるようなプレゼンを練習したりカタログを手渡したりできれば戦術として完璧です。来場者の足を止めることが大切でしょう。
⑥鮮度を意識したフォローをする
最後の出展方法は、鮮度を意識したフォローをしましょう。
アフターフォローは時間が経過するにつれて効果が薄れていくものです。
そのためオフライン展示会に来てくれた来場者にはしっかりと適切なアフターフォローをすべきです。アンケートを手渡すだけでも全く結果は異なりますのでできる限りのフォローをしましょう。
オフライン展示会のメリット
今やネット時代と言われていますが、その中でもオフライン展示会を開催するメリットはいくつかあります。
- メリット1:見込み顧客と直接話せて物理的な体験を提供できる
- メリット2:テーマに関心を寄せる見込み顧客が集まる
- メリット3:自社の認知拡大や宣伝になる
- メリット4:既存の顧客との関係性が向上し新サービスを紹介できる
それぞれメリットを解説します。
見込み顧客と直接話せて物理的な体験を提供できる
1つめのメリットは、見込み顧客と直接話せて物理的な体験を提供できることです。
やはりオフライン展示会最大のメリットは物理的な体験を提供できることに限ります。
バーチャル展示会では物理的な体験ができません。
すでに購入意思が固まっているお客様へむけた展示であればバーチャル展示会で問題ありませんが、新規顧客を獲得できるのはオフライン展示会ならではです。
テーマに関心を寄せる見込み顧客が集まる
2つめのメリットは、テーマに関心を寄せる見込み顧客が集まることです。
オフライン展示会会場には数多くのブースが立ち並んでいます。
実際にブースを見て足を止めてくれた来場者はそのテーマに関心を寄せてくれていることが多いため、見込み顧客として扱うことができます。
より近い位置で生の声を聞かせてくれるので今後の事業改善に繋がることもあるでしょう。
自社の認知拡大や宣伝になる
3つめのメリットは、自社の認知拡大や宣伝になることです。
オフライン展示会には多くの来場者がいますから認知拡大につながることは間違いありません。
実際に体験した、していないにかかわらず企業名くらいは覚えて帰ってくれる来場者は多いものです。
既存の顧客との関係性が向上し新サービスを紹介できる
4つめのメリットは、既存の顧客との関係性が向上し新サービスを紹介できることです。
既存顧客とオフライン展示会でやりとりができれば今よりももっと良い関係性を築き上げることができるかも知れません。
また、既存顧客へ「こんなサービスもあるんですよ!」と新サービスを紹介できるようにもなります。
オフライン展示会のデメリット
一方でオフライン展示会のデメリットもあります。
- デメリット1:出展料・装飾・告知・運営など費用がかかる
- デメリット2:配布物や搬入など準備に時間がかかる
- デメリット3:運営のための人員確保をする必要がある
- デメリット4:効果測定が難しい
それぞれ解説します。
出展料・装飾・告知・運営など費用がかかる
1つめのデメリットは、出展料・装飾・告知・運営など費用がかかることです。
バーチャル展示会と違いオフライン展示会は出展料や装飾に多額の費用がかかります。
オフライン展示会だけで利益を取るのは至難の技だと言われるほどの費用がかかりますので、予算を多く組める企業のみがチャレンジできるマーケティングだと言っても過言ではありません。
配布物や搬入など準備に時間がかかる
2つめのデメリットは、配布物や搬入などの準備に時間がかかることです。
配布物や搬入作業に時間も費用もかかります。
先ほどの装飾や告知などにも費用がかかりますので、多くの予算を必要とします。
また、事前に準備をしていないとオフライン展示会開催に間に合わないなんてことにもなりかねません。
運営のための人員確保をする必要がある
3つめのデメリットは、運営のための人員確保をする必要があることです。
先ほどの費用面でもそうでしたが、多くの人員が必要です。
働いてくれた人員に対して報酬を支払う必要もありますので、ここでも多額の費用が出ていきます。
効果測定が難しい
4つめのデメリットは、効果測定が難しいことです。
バーチャル展示会であればデータとして来場者数や滞在時間が計測されます。
しかし、オフライン展示会だと効果測定が難しいです。測定できたとしてもその数値が100%間違いがないかを確認することもできません。
オフライン展示会を効率よく開催して成功させよう!
オフライン展示会を開催するためには多くの費用がかかります。
しかし、多くの費用をかけてまでオフライン展示会を開催するメリットが多くあります。
そのため、効率よくオフライン展示会を開催して見込み顧客の獲得や既存顧客との関係性向上を狙いましょう!
まとめ
今回の記事では、オフライン展示会について詳しく解説をしてきましたが、BOXIL SaaSでは掲載するだけで手間をかけずにオンライン上での有効リードを獲得することができます。
まずは、実際の費用や活用事例をこちらからご確認ください。