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クロスSWOT分析とは?フレームワークや活用の手順まで分かりやすく解説!

クロスSWOT分析とは、効果的なマーケティング戦略を立案する上で欠かせない基本的なフレームワークです。

クロスSWOT分析を活用して、競合他社に負けないマーケティング戦略を組むことが可能です。

今回はクロスSWOT分析を行う上で知っておくべきフレームワークや分析方法、使い方、具体例などを解説していきます。


目次[非表示]

  1. 1.クロスSWOT分析とは?
  2. 2.クロスSWOT分析のフレームワーク
  3. 3.クロスSWOT分析の方法
  4. 4.クロスSWOT分析の具体例
  5. 5.クロスSWOT分析の注意点
  6. 6.まとめ


クロスSWOT分析とは?

クロスSWOT分析を行う前に使い方や分析方法を理解しておくべきフレームワークが「SWOT分析」です。

SWOT分析とは新規事業の市場分析を行う上で活用されるフレームワークであり、「強み(Strengths)」「弱み(Weaknesses)」「機会(Opportunities)」「脅威(Threats)」という4つの要素をもとにして分析される方法です。

このSWOT分析の結果をもとにして戦略立案を行うのがクロスSWOT分析です。

この2つのフレームワークを合わせて活用することで、より効果的な戦略の立案に役立ちます。

分析方法は、どれから(強み・弱み・機会・脅威)から分析しても問題ありませんが全ての項目を分析する必要があります。


クロスSWOT分析の目的

SWOT分析をもとにクロスSWOT分析を行うことで、自社にとって最適でより効果的なマーケティング戦略を立案することができます。

またクロスSWOT分析を行うことで立案したマーケティング戦略の根拠が明確になるため、改善策を見出しやすくなるなどPDCAを回す上でのメリットが生まれます。

特に新規事業を成功へと導いていくためにはPDCAを効果的に回していくことが重要であるため、クロスSWOT分析の必要性は高いと言えるでしょう。


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クロスSWOT分析のフレームワーク

クロスSWOT分析とは、対象となる新規事業のサービス・商品の内部環境、外部環境をそれぞれプラス要因(強み・機会)とマイナス要因(弱み・脅威)に分類して分析するフレームワークです。

クロスSWOT分析を行うことで、市場における自社サービス・商品の価値をより明確にし効果的なマーケティング戦略を実施することができます。

まずは、クロスSWOT分析におけるフレームワークの活用手順や使い方について理解していくことが大切です。


SWOT分析のテンプレート

一般的にSWOT分析は内部環境に分類される強み(Strength)と弱み(Weakness)、外部環境に分類される機会(Opportuity)と脅威(Threat)をそれぞれプラス要因とマイナス要因に分けて考えていくフレームワークです。


SWOT分析のテンプレートの使い方

SWOT分析では先に示したテンプレートを活用して、対象となる自社商品・サービスを4つの要素(強み・弱み・機会・脅威)から分析していきます。

それぞれ4つの要素(強み・弱み・機会・脅威)を分析する際のポイントや具体例・使い方について解説していきます。


強み(Strength)

強み(Strength)は内部環境のプラス要因であり、対象となる自社商品・サービスの長所や競合他社と差別化できる点などを具体的に挙げます。

強みの具体例としては、自社の社員の高い技術力や豊富な実績、受賞歴などがあります。


弱み(Weakness)

弱み(Weakness)は内部環境のマイナス要因であり、対象となる自社商品・サービスの短所や他社と比較して劣っている点などを具体的に記載します。

弱みの具体例としては、認知度の低さや予算の低さなどがあります。


機会(Opportunity)

機会(Opportuity)外部環境のプラス要因であり、自社にとってプラスとなる環境の変化やビジネスチャンスのことです。

機会の具体例としては、業界内での景気が回復傾向にあることや個人消費が増加していることなどがあります。


脅威(Threat)

脅威(Threat)は外部環境のマイナス要因であり、自社の強みだけでは対処できない環境の変化などのことです。

具体例としては、国内の人口が減少していることによる市場の縮小や景気の悪化などがそれにあたります。

上記のフレームワークのうち内部環境については自社内で制御可能ですが、外部環境については自社だけではコントロールできない要素であると理解しておきましょう。


クロスSWOT分析の方法

クロスSWOT分析の方法について解説します。クロスSWOT分析について、詳細に解説をするので自社と照らし合わせながら行うと良いでしょう。方法は、以下の3点になります。

  • SWOT分析をする
  • SWOT分析を掛け合わせる
  • マーケティング戦略を決める


SWOT分析をする

クロスSWOT分析を行うには、まずSWOT分析をする必要があります。

クロスSWOT分析は、実施すべき戦略を明確にしていくためにSWOT分析で明確にした「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」「機会(Opportuity)」「脅威(Threat)」といった4つの項目をそれぞれ掛け合わせていくという方法を用いたフレームワークです。


SWOT分析を掛け合わせる

強みと機会を掛け合わせる場合は「SO戦略(Strength・Opportuity)」、弱みと機会を掛け合わせるときは「WO戦略(Weakness・Opportuity)」、強みと脅威を掛け合わせる場合は「ST戦略(Strength・Threat)」、弱みと脅威を掛け合わせる場合は「WT戦略(Weakness・Threat)」と呼ばれます。

それぞれの戦略の立案方法やポイント、使い方を解説します。


SO戦略

内部環境、外部環境におけるプラス要因を活用したもので、自社や自社商品・サービスがもつ強みをビジネスチャンスとなる機械で最大限発揮していくための方法です。

競合他社との差別化・優位性を高めたり、自社独自の事業を展開したい場合などに活用できます。


ST戦略

内部環境のプラス要因、外部環境のマイナス要因を掛け合わせる方法です。

この戦略では自社ではコントロールできない脅威に対して、自社の強みを活用してどのように切り抜けていくかといった考え方が大切になります。


WO戦略

内部環境のマイナス要因、外部環境のプラス要因を掛け合わせる方法です。

この戦略では、社会的に起こっているビジネスチャンスにおける遅れを取り戻すためには自社の弱みをどのように改善したらよいかという考え方がポイントになります。


WT戦略

内部環境、外部環境のマイナス要因を掛け合わせる方法です。

自社の弱みと外部環境における脅威が重なることでどのような最悪の状況が起こりうるかを想定し、それを避けるための戦略を考えることが大切になります。

場合によっては事業撤退をせざるを得ないこともあります。


マーケティング戦略を決める

クロスSWOT分析ができたらそれぞれの項目に優先順位を付け、社内の状況なども考慮した上で効果的なマーケティング戦略を決めていきましょう。

実施するマーケティング戦略が決定したら、部署内だけでなくほかの部署や役職のメンバーにも要求し理解してもらうことが大切です。


クロスSWOT分析の具体例

クロスSWOT分析を活用した3社の具体例を紹介していきます。

下記3社のクロスSWOT分析の具体例・使い方を参考にしてそれぞれのフレームワークの使い方をより詳しく理解し、自社に最適なマーケティング戦略の立案方法を明確にしていきましょう。

国内だけでなく海外でも認知されているような人気ブランドでは、クロスSWOT分析という基本的なフレームワークが最大限に活用されていることがわかります。

具体例としては、以下の3つを例に挙げます。

  • 自動車業界
  • ファストフード業界
  • アパレル業界


自動車業界

トヨタ自動車におけるクロスSWOT分析の具体例・使い方を紹介します。

当社はSWOT分析において自社の強みを生産効率の高さ、強固な財部体質、ハイブリッド車市場で地位を確立していることを挙げ、弱みについては国内販売の伸び悩み、ブランド力の低下、軽自動車生産への注力の低さを挙げました。

また機会では新興国市場の拡大、環境意識の高まりと低燃費車の需要拡大を取り上げ、脅威ではIT企業の参入、人口減少による市場の縮小を挙げました。


クロスSWOT分析では上記の結果を踏まえて、SO戦略は新興国でのシェア拡大と次世代技術開発への注力とし、WO戦略では新たな購買層への積極的なPRと価値提供としました。

またST戦略ではベンチャー企業への投資による技術力の確保、WT戦略ではアライアンスによる軽自動車の生産・販売としました。

自動車に限らず工場や製造業を展開している企業は、当社におけるクロスSWOT分析の使い方を参考にすることをおすすめします。


ファストフード業界

ファストフード業界ではマクドナルドのクロスSWOT分析の具体例・使い方を紹介します。

当社のSWOT分析では強みを世界的知名度を持つブランド、効率的な店舗経営とし、弱みを低価格による利幅の小ささ、安全性への不安としました。

また機会では高付加価値の商品の売れ行きが良い、個食化を取り上げ、脅威では他ファストフードテントの競争激化、健康志向を挙げました。


上記の結果を踏まえたクロスSWOT分析におけるSO戦略では高価格帯商品の開発、WO戦略では中・高価格メニューのPRによる販売促進を立案しました。

またST戦略ではブランドイメージの維持・向上、WT戦略では食品の安全性に対する信頼の醸成を挙げています。


アパレル業界

アパレル業界の事例では株式会社ユニクロにおけるクロスSWOT分析の具体例・使い方を紹介します。

当社ではSWOT分析における強みをブランド力、手軽に購入できるなどとし、弱みでは国内の売り上げが頭打ち、トレンドの影響を受けることとしました。

また機会では海外での成長が期待できること、脅威ではブームが去ることで売上が低下すること、海外のファストファッションの日本進出、トレンドの変化によるブランド力の低下を挙げました。

当社では上記の結果を踏まえて、顧客のニーズにマッチした高コストパフォーマンス性や無人レジの導入などを実現しました。

高いブランド力だけでなく、社会全体の変化や消費者の購買行動の変化に対して対応できる実行力と即戦力を持っていることが顧客をさらにひきつける要因となっています。


クロスSWOT分析の注意点


効果的なマーケティング戦略を実施するために、クロスSWOT分析で注意すべき点を2つ紹介します。

  • 分析するときには客観的にみる
  • 目的・対象を明確にみる


分析するときには客観的にみる

クロスSWOT分析における注意点の1つ目は、客観的な視点をもつということです。

クロスSWOT分析を行うときは部署内だけでなく、他の部署、役職のメンバーにも協力してもらい、できるだけ広い視野で分析しましょう。

マーケティング戦略につながる材料を増やすためには、客観的にみて幅広い項目から洗い出していくことが大切です。


目的・対象を明確にする

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注意点の2つ目は目的・対象を明確にするということです。

またクロスSWOT分析を行うときは目的・対象を明確にすることで、効果的なマーケティング戦略を生み出す上での必要な項目が明確になります。

またPDCAを効率的に回していく上でも、目的・対象を明確にすることが重要性が高いといえます。


まとめ

今回の記事では、クロスSWOT分析やフレームワークや活用の手順までをご紹介させて頂きましたが、BOXILでは工数をかけずにリードを獲得することが可能です。


まずは、実際の費用や活用事例をこちらからご確認下さい。





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