あいみつ(相見積もり)の意味とは?マナーや依頼・断り方の例文まで紹介!
あいみつ(相見積もり)という言葉・意味を聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。あいみつは、就職活動時や就職後でも活用するビジネス用語になります。
この記事では、あいみつ(相見積もり)の意味や断り方、依頼するときの失礼のないマナーを例文と合わせて紹介します。あいみつでの断り方次第では、将来的な依頼もできなくなる可能性があるので注意が必要です。
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あいみつ(相見積もり)の意味とは?
あいみつとは、複数の業者や企業から見積もりを取る「相見積もり」を意味するビジネス用語です。
企業が備品などの商品を購入する際は、1本や2本という少ない本数ではなく大量に発注します。また、定期的に購入するため安く購入するためにはあいみつ(相見積もり)が重要になります。
あいみつ(相見積もり)する際は、現在取引している企業の価格帯やサービスが適正かどうかも判断することが可能です。
あいみつの使用シーン
あいみつ(相見積もり)を利用するシーンとして、以下のような場面があります。
A・B・C社の3社からあいみつ取ってもらえる?
あいみつでA社よりもB社の方が、安いからB社で見積書発行してもらって
就活生であれば、あいみつを使う場面は少ないですが意味や使用シーンを理解しておくことは重要になります。
略語を知っておくとコミュニケーションが円滑に!
あいみつという意味を理解しておくと、OB・OG訪問の際に円滑にコミュニケーションを取ることが可能です。ビジネス用語を全て覚えることは難しいですが、業種や職種によっては、あいみつという用語を頻繁に活用するので、意味を覚えておくとよいでしょう。
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あいみつのメリット
あいみつ(相見積もり)は行うことで得られるメリットがあります。
ここでは、そんなメリットを紹介し、なぜあいみつが行われるのかについて解説していきます。
自社にとって最適な商品を選べる
会社で利用する商品やサービスは、利用目的にあっていることはもちろん、自社にとって費用・機能ともに最適であることが望ましいです。
そういったものと、最初に出会えるとは限らず、最適な商品を利用するためには比較検討は必須となるでしょう。
また、あいみつのプロセスの中で、商品のスペックや仕様を比較します。
自社の発注条件と利用目的の整理も行うため、自社に適したスペック・仕様であるかを比較検討することができ、最適な商品を選ぶことができるのです。
適正価格での取引ができコスト削減につながる
あいみつは、最適な商品を選ぶことに繋がるだけはなく、自社にとっての適正価格での取引にもつながります。
スペックや仕様とともに価格を比較することで、必要な機能とかける金額のバランスを取った取引ができるでしょう。
また、相見積もりをしているということで、踏み込んだ価格交渉がしやすくなるとも言われています。
あいみつのマナーとは?
普段利用する機会が少ないあいみつ(相見積もり)ですが、ビジネスシーンでは気を付けて使う場面があります。
あいみつ(相見積もり)という言葉を利用する際には、失礼のないマナーや利用する場面、意味、断り方も考慮して使う必要があります。
あいみつ作成時には十分な配慮が必要!
あいみつ(相見積もり)する際は、同じ見積もり条件で比較する必要があります。目的を明確にせずに、あいみつをすると比較項目がバラバラになりどのような基準であいみつしているいるのか、社内や顧客に対して明確に回答することが難しくなります。
あいみつを作成する際には、利用したい同じ条件で見積もりを取ることを意識して失礼のないように断り方を考えましょう。
あいみつを依頼するときの例文
あいみつ(相見積もり)で業者や企業に依頼する時は、どの商品を何個必要なのか、いつまでに見積もりが欲しいかなど明確にメールに記載する必要があります。
また、商品や製品によっては、型番の指定などもあり見積もりする相手が質問することが無いように明確に記載しておく必要があります。あいみつで業者や企業に依頼するときの例文を2つ紹介します。例文では、相手への失礼のないマナーを意識しながら断り方を考えましょう。
例文①
いつもお世話になっております。現在、弊社でパーテーションの設置を計画しており、御社への発注を検討しております。つきましては、商品代金と取付費を含めたお見積りをお願いしたくご連絡させていただきました。
商品A:10セット
商品B:500枚
お届け日:8月18日
内部の間取り図などの詳細仕様については、添付資料をご参照ください。 このプロジェクトでは、同業他社数社に見積もりを依頼しました。提出された見積もりに基づいて、どの建設会社に依頼するかを検討して決定します。
例文①では、新規で見積もりを取る場合に利用します。初めて見積もりをする場合には、自社がどのような企業でどのような商品やサービスを扱っているか記載することで次の見積もりに繋げることができます。新規の企業に対しても失礼のないマナーを守り丁寧に連絡を取りましょう。
例文②
いつもお世話になっております。
株式会社△△の▲▲です。
現在弊社では、貴社製品「■■」の購入を検討しております。
つきましては以下の条件にて、お見積書のご送付をお願いいたします。
■お見積内容
・製品名:■■
・数量:〇個
・納期:〇月〇日(〇)
お忙しいところ恐れ入りますが、○月○日(○)までに
以下署名の住所、私宛てに郵送にて
お送りいただきますようお願い申し上げます。
なお、本件についてご質問などございましたらご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
例文②では、既存の取引相手に対して送る依頼分になります。既存の顧客であれば、既に自社がどのような商品やサービス、担当窓口なども把握していることから簡潔な文面で問題ありません。既存企業に対しても失礼のないマナーを守り丁寧に断り方を考えましょう。
あいみつを依頼するときの注意点
2社以上からあいみつ(相見積もり)の依頼をする際は、最終的に選ぶのは1社となるので、後でお断りをしなくてはいけないことを忘れてはいけません。
あいみつでは、3社ほどが最適な数になります。
しかし相見積もりの依頼では、相手の業者を怒らせてしまうというトラブルがあるため、業者とのやり取りには失礼のないマナーに気を付け断り方を考えましょう。
まず相見積もりを予定している場合は、業者に伝える必要があります。他業者に見積もりを取っていることが、後で知られると会社の信用を失います。
しっかり必要な情報や期限は伝える。
業者や企業に見積もりを依頼するときに、これだけは譲れないという条件は伝えておきましょう。例えば、「予算は〜以下」「納期は必ず〜日まで」といったような条件になります。
また相見積もりをして、選ばなかった業者に対して断りの連絡をいれず放置することは絶対にやってはいけません。
このように相見積もりでは、失礼のないマナーを大切にしないと、会社の信用問題となってしまい取引する業者がいなくなってしまいかねませんので充分に注意しておく必要があるでしょう。
あいみつの断り方の例文
あいみつ(相見積もり)で業者や企業を選択する場合は、二重契約をしないことや決定した企業以外を断る必要があります。
断った企業の中には、将来依頼する業者や企業がある可能性もあります。あいみつでの断り方次第では、将来的な依頼もできなくなる可能性があるので注意が必要です。
ここでは、あいみつで断る例文を2つ紹介します。
例文①
いつもお世話になっております。
先日は○○の見積書を提出していただきありがとうございました。
社内で慎重に検討した結果、納期について合意することができず、誠に申し訳ございませんが、 またの機会にお伺いできると思いますので、その際はお気軽にご連絡ください。
例文②
いつもお世話になっております。
△△株式会社の△△です。
先日、〇〇の見積もりをご提案いただきありがとうございました。
貴社の提案を社内で検討しましたが、 ご注文からお届けまで日数がかかりますので、
現場の作業速度についていけないとトラブルが発生する可能性があります。
現時点では、貴社の申し出を受け入れることができません。
そのため、誠に不本意ではございますが、 現時点で御社とは取引を行わないという結論に達しました。 ご要望にお応えできず、大変申し訳ございません。 まずはお詫びと返信をさせていただきます。
あいみつを断るときの注意点
あいみつ(相見積もり)で断る際にしていけないことが、業者や企業に対するダメだしになります。各業者や企業は、利益率や売上から見積もりを出しています。
その見積もりに対して、一方的に製品の質や他の業者や企業の方が良いなどダメ出しをして否定して断ると印象が悪くなり今後、取引をすることは難しくなるでしょう。
あいみつをする際は、見積もりを出してくれた企業に対して、感謝や誠意を持って最後まで失礼のないように断り方を考えましょう。
比較検討しているときは事前に伝えるようにしましょう!
あいみつ(相見積もり)で複数の業者や企業に見積もりしている際には、複数で見積もりを取っており比較検討していることを事前に伝えておきましょう。
複数で見積もりを取っていることが分かれば、契約状況についてメールで催促されたりすることはなくなるでしょう。比較検討をしていることを明確に伝え、いつまでに返信するか伝えましょう。
あいみつのマナーを知って失礼のない対応をしよう!
あいみつ(相見積もり)では複数の企業が同じ条件で入札を行い、それらを比較して作業を依頼するかどうかを決定します。
同じ条件で内容を比較できるため、要望を取り入れやすいというメリットが挙げられます。これだけは交渉不可の条件であることを事前に業者に伝えておくことも必要です。
あいみつは、企業にとって適切な取引をするために重要ですが、相手企業とのトラブルが起こり得るデメリットを持っています。
そのため、相手企業にも敬意を払いながらあいみつをすることで、最適な取引と今後の関係が保証されるでしょう。
まとめ
今回の記事では、あいみつ(相見積もり)の意味やメリットをご紹介させて頂きましたが、BOXILでは掲載するだけでマーケターに工数をかけずにリードを獲得できます。
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